05/10/2026
特別展 梅津庸一企画
エキシビション メーカーⅡ
『躍動する版画工房と「小コレクター運動」の再活性』
出品作家:
安藤裕美、西島大介、梅沢和木、梅沢和雄、西原さや香、浦川大志、河原正弘、今泉奏、佐藤英里子、彦坂尚嘉、梅津庸一、アートゾーンコレクション
前期:10/10/土-11/1/日
後期:11/14/土-12/6/日
火・水・木 休み 13:00-18:00
⭕️梅津庸一のステーツメントの要約
エキシビションメーカーとは「展覧会を作る人」の意味でキュレーターの事です。梅津庸一が2024年にワタリウム美術館で同名の初展覧会を開催した。
梅津は2023年から版画工房カワラボと協働し多くの作品を生み出せたが版画工房とは何か。版画を刷ることを生業とする職人が運営する民間組織のことだ。版画工房を取り巻く環境の悪化の中、版画制作のプラットフォームとして作家からのあらゆる要望に応じシビアな職人仕事に徹している。
梅津はカワラボの心情を理解し、自身が版画を作り続けるだけでなく、「楽しいプリント倶楽部(仮称)」を立ち上げ版画を作らない作家を招き、新たな作品を世に出したい。
ゲスト作家は漫画家や現代美術家など、更にプリンター、カワラボの研修生、スタッフ等々だが、梅津はキュレーターの枠を超え、出品作家、プロデューサー、プランナーを兼ね、版画工房を再活性化させたい。
又、「小コレクター運動」は50年代の運動だが、現代においては鑑賞者に購入を促すだけで終わらせたく無い。
梅津が考える版画の面白さは、印刷物でありながら芸術でもある、両義性だ。版画は、想像力、判断力、瞬発力、工房との領域の入り込み具合を容赦なく暴いてしまう恐ろしいメディアだ。本展は作家達の執念の磁場で形成される。
梅津は、ロストテクノロジーと化しつつある中で、版画に挑戦する者達の熱量に賭けたい。