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📍「login to the self」今週土曜日まで会期も残すところわずかとなりました。連日多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございます。空間とは不思議なもので、そこに何が存在するかによって、異なる質感や空気を宿していきます。本...
19/10/2026

📍「login to the self」今週土曜日まで

会期も残すところわずかとなりました。連日多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございます。

空間とは不思議なもので、そこに何が存在するかによって、異なる質感や空気を宿していきます。

本展では、作品のみならず、大衆に向けて印刷された雑誌やモニター、家具、デザインソースとして収集された古着など、作家の手から生まれたものに限らず、さまざまな場所や背景から集まったものたちが、境界を感じさせることなく共存しています。その佇まいは、まるで誰かの部屋を訪れたときのようでもあります。

作品以外のものが自然に共存するこの空間で、鑑賞者はそれぞれのものに目を留めながら、そのあいだに生まれる関係性や、そこに潜む物語へと思いを巡らせることができます。

ファッションは軽やかに人々の日常へと溶け込み、時代の流行を生み出しながら、社会の変化とともにその潮流を移ろわせていきます。数年前に流行し、生み出されたものも、当時を知る人にとっては懐かしい記憶を呼び起こすものであり、異なる世代の目には、いま初めて出会う新鮮な存在として映るかもしれません。

ある人にとっては過去のものとなった感覚が、別の誰かにとっては、これからの時代へと受け継がれていくものになる。そうしてファッションの世界は、絶えず新陳代謝を繰り返しています。移ろい続けているのは、ファッションそのものの仕組みというよりも、情報が広がっていく速度や、それを取り巻く技術なのかもしれません。

本展の会場には、さまざまなものと向き合うことで得られる、多くの発見があります。

画面を通して、あらゆる場所へ容易にログインし、アクセスすることのできる現代だからこそ、そこに身を置き、幾重にも重なり合う存在が生み出す空気を、身体を通して受け取ること。つくられたものを間近に眺めながら、その時代に思いを馳せること。そして、過去に生まれた感覚を手がかりに、まだ見ぬ未来へと想像をつないでいくこと。

そして会期最終日には、本展を締めくくるクロージングトークを開催します。

「login to the self」を通して見つめてきた2010年代のファッションやカルチャー、それらを取り巻いていた社会やインターネット環境、そして現在へとつながる感覚について、あらためて言葉を交わします。

展示空間のなかでそれぞれに感じ取っていただいたものとともに、本展が扱ってきた時代を振り返りながら、その先にある現在、そしてこれからについて考える時間となれば幸いです。

[Gallery Tour Talk]
日時:10月24日(土)18:30~19:30
出演:倉田佳子 × 市野沢祐大
会場:WALL_alternative
参加:ワンドリンク制
申込:Googleフォームより
https://forms.gle/Sq9L6RpCUSfvFW1x8

空間へと足を踏み入れた一人ひとりが、そこにあるさまざまな存在を入り口として、それぞれの記憶や感覚、そして無数の物語へとログインしていく。本展が、そのような尽きることのない思考のきっかけとなれば幸いです。

展覧会とあわせて、最後の時間までぜひお楽しみください。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

『login to the self 』

会期:2026年10月1日(木)~10月24日(土)※日曜休み
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要

グラフィックデザイン:加瀬透
協力:BODYSONG.、青木正一、小山田孝司、伍戒、株式会社ディアステージ
企画・キュレーション:倉田佳子
共同企画:新谷さとこ
企画協力:鈴木操
主催:WALL_alternative

EXHIBITOR(a to z)
BALMUNG
𝐁𝐎𝐃𝐘𝐒𝐎𝐍𝐆.
chloma | クロマ
DODIid
HATRA|ハトラ
runurunu
rurumu:®︎
Ryu Utsunomiya
Gensho SugaRyu UtsunomiyaGensho Sugahara

📍𝑪𝒖𝒓𝒓𝒆𝒏𝒕 𝑬𝒙𝒉𝒊𝒃𝒊𝒕𝒊𝒐𝒏プロデューサー/ライターの倉田佳子が企画する展覧会「login to the self」。ファッションは、時代の変化を敏感に映し出します。そのときどきの社会や空気、誰かの装いや、ひとつのアイコンの存在が...
14/10/2026

📍𝑪𝒖𝒓𝒓𝒆𝒏𝒕 𝑬𝒙𝒉𝒊𝒃𝒊𝒕𝒊𝒐𝒏

プロデューサー/ライターの倉田佳子が企画する展覧会「login to the self」。

ファッションは、時代の変化を敏感に映し出します。
そのときどきの社会や空気、誰かの装いや、ひとつのアイコンの存在が新たな潮流を生み、やがて大きなムーブメントへと育っていく。人々の暮らしが変われば、求められる服も変わる。自宅で過ごす時間が増えれば、身体を解放するような心地よさを求め、ワンマイルウェアのような装いが日常へと入り込んでくる。

2010年代から現在まで。決して長くはない時間のなかで、ファッションは姿を変え続けてきました。過ぎ去ったはずのものが、かたちを変えながら再び現れる。流行は直線的に進むのではなく、巡りながら次の時代へと受け渡されていきます。

2010年代、ファッションに魅了された人々が、いまほど多くの視線を浴びる機会はありませんでした。SNSは現在ほど生活の中心にあるものではなく、「バズる」という現象もまだ一般的なものではなかった頃。自らの装いを誰かに見せるための方法は、いまよりも限られていました。

お気に入りの服を身につけて街へ出る。偶然すれ違う誰かの装いに目を留める。ストリートスナップに撮られることに憧れ、雑誌に掲載された誰かの姿から、新しいものを知る。
そうした小さな憧れの積み重ねが、当時の街の風景をつくっていました。原宿や渋谷が、国内だけでなく世界からもファッションの街として知られていった背景には、そこに集う人々が生み出した装いと、その姿を記録し、伝えていった文化がありました。

いまでは誰もが気軽に写真を撮り、それを世界へ向けて発信することができます。ファッションに限らず、さまざまなものが瞬く間に共有され、広がっていく。

情報を取り巻く環境は、大きく変わりました。

→NEXT

本展がフォーカスする2010年代は、インターネットやSNSが現在ほど生活の中心に存在していなかった時代です。サブスクリプションサービスもまだ発達の途上にあり、テレビや雑誌といった既存のメディアが、人々の暮らしのなかで大きな役割を担っていました。

雑誌をめくり、そこに掲載された服や人物、写真から新しいものを知る。ページを切り抜き、何度も眺める。ものとして残る雑誌そのものが、情報を手にすることと、憧れを育てることの一部になっていました。

いまではネットワークのなかに潜り込めば、世界中の情報へ瞬時にアクセスできます。今日注文した服が、明日には手元に届く。かつては見ることのできなかったものを、いまになって知ることもできる。

便利になった現在から過去を振り返ると、その変化の大きさに気づかされます。けれど、方法や仕組みが変わっても、変わらないものもあります。ファッションに憧れること。新しいものを見つけること。
誰かの装いに影響されること。自分らしい一着を選び、それを身につけて街へ出ること。

そうした営みは、時代の変化を受け入れながら、いまも続いています。
だからこそ、過ぎ去った時代を振り返ることには意味があります。

かつて生まれたものが、数年の時を経て再び見つめ直され、別の世代の手によって新しい意味を与えられていく。Y2Kや2010年代のファッションが、当時を知らない世代によって受け取られ、新たな装いとして街に現れるように、ファッションは過去をそのまま繰り返すのではなく、記憶を受け継ぎながら更新されていきます。
それは、ファッションが日常生活と密接に結びついているからこそ生まれる現象なのかもしれません。

本展を通して改めて感じられるのは、こうした時間を記録し、残していくことの重要性です。

インターネット上には、いまや膨大な情報が蓄積されています。しかしファッションは、生産と消費を繰り返しながら移ろっていくものであり、その背景にあった思想や感覚、つくり手の言葉までが記録として残されることは、決して多くありません。流行の速度が速いからこそ、その時代に生まれたものは、知らないうちに過去へと置き去りにされてしまいます。

本展には、多様なクリエイターたちの協力によって、さまざまなものが集められています。
服、雑誌、映像、オブジェクト。そこに残されたもののひとつひとつから、2010年代という時代の空気や、人々の感覚を想像することができます。

過去に生まれたものを見つめ直すことで、いま私たちが立っている場所を知り、これから先のファッションやカルチャーがどこへ向かっていくのかを考える。
過ぎ去った時間のなかに残されたものが、いまを生きる誰かの目に触れ、また新しい感覚として受け取られていく。

本展に並ぶひとつひとつのものを通して、かつての時代に触れ、いまの自分自身の感覚と重ね合わせてみてください。
そこには、過去を振り返るだけでは見つからない、これからのファッションやカルチャーの姿が、静かに立ち上がってくるかもしれません。

『login to the self』

会期|2026年10月1日(木)– 10月24日(土)
時間|18:00–24:00
休館|日曜日
会場|WALL_alternative
   東京都港区西麻布4-2-4 1F
入場|無

l͟͞o͟͞g͟͞i͟͞n͟͞ ͟͞t͟͞o͟͞ ͟͞t͟͞h͟͞e͟͞ ͟͞s͟͞e͟͞l͟͞f͟͞WALL_alternativeでは、プロデューサー/ライターの倉田佳子が企画する展覧会「login to the self」を開催してい...
10/10/2026

l͟͞o͟͞g͟͞i͟͞n͟͞ ͟͞t͟͞o͟͞ ͟͞t͟͞h͟͞e͟͞ ͟͞s͟͞e͟͞l͟͞f͟͞

WALL_alternativeでは、プロデューサー/ライターの倉田佳子が企画する展覧会「login to the self」を開催しています。

会場には、さまざまな気配が混在しています。
服、雑誌、オブジェクト、機械、家具。異なる人や場所から生まれ、それぞれに固有の時間を持つものたちは、互いに呼応するように空間のなかで結び合い、ひとつの部屋のような景色をつくり出しています。

部屋は、私たちの日常から切り離すことのできない場所です。日々を過ごし、帰り、お気に入りのものを並べながら、自分自身の輪郭を確かめる場所。鏡の前で身につけるものを選び、誰にも見せることのないものをしまい込む。そこは、もっとも身近でありながら、もっとも私的な空間でもあります。

とりわけ2010年代は、アナログからデジタルへと社会の風景が大きく移り変わった時代でした。インターネットやスマートフォンが現在ほど身近ではなかった頃、部屋という閉ざされた空間からネットワークへ接続し、遠く離れた場所や、まだ知らない文化へと手を伸ばす。ひとつの部屋にいながら、国内外のさまざまな情報を取り込み、世界とつながることができました。閉ざされた空間は、世界から切り離されるためだけの場所ではなく、むしろ世界へと接続するための入口でもあったのです。

2010年代の街には、「見ること」と「見られること」のあいだに、今とは異なる緊張感がありました。街を歩く人の装いに目を向け、すれ違う誰かの姿を追い、スナップされること、あるいは誰かの視線に触れることを意識する。身体を通して直接交わされる視線が、街の風景の一部となっていました。その後、ファストファッションの広がりやSNSの普及、スマートフォンの進化によって、ものや情報のあり方は急速に変化していきます。

かつては部屋の内側からネットワークへ「ログイン」し、外の世界へとアクセスしていた私たちは、いまやそれぞれの部屋のように身近な空間から、日々、自らの姿や生活を世界へ向けて発信しています。見る/見られるという関係は、いまも続いていますが、その境界は以前よりも曖昧になりました。部屋は世界から距離を置くための場所であると同時に、世界とつながり、自らを映し出し、誰かの視線に触れる場所へと変化しています。

「login to the self」。

本展は、ファッションをひとつの手がかりとして、私たちを取り巻く環境や社会の変化を見つめます。さまざまなものが交差するひとつの空間を通して、私たちはいま、どこから世界を見て、どのように世界とつながり、そしてどのように自分自身と向き合っているのか。その問いが、静かに立ち上がります。

『login to the self』

会期|2026年10月1日(木)– 10月24日(土)
時間|18:00–24:00
休館|日曜日
会場|WALL_alternative
   東京都港区西麻布4-2-4 1F
入場|無料・予約不要

主催|WALL_alternative
企画・キュレーション|倉田佳子
共同企画・共同キュレーション|新谷さとこ
企画協力|鈴木操
グラフィックデザイン|加瀬透

Yoshiko Kurata

EXHIBITOR(a to z)
BALMUNG
𝐁𝐎𝐃𝐘𝐒𝐎𝐍𝐆.
chloma | クロマ
DODIid
HATRA|ハトラ
runurunu
rurumu:®︎
Ryu Utsunomiya
Gensho SugaRyu UtsunomiyaGensho Sugahara

𝕤𝕥𝕒𝕥𝕖𝕞𝕖𝕟𝕥本展では、制度的な記録からこぼれ落ちてきた文化を捉え直すプロジェクトの第一弾として、2010年から2015年までの日本のファッションに焦点を当てる。日本では、デザイナーズブランドの系譜と並行して、若者たちが外来のファッショ...
05/10/2026

𝕤𝕥𝕒𝕥𝕖𝕞𝕖𝕟𝕥

本展では、制度的な記録からこぼれ落ちてきた文化を捉え直すプロジェクトの第一弾として、2010年から2015年までの日本のファッションに焦点を当てる。

日本では、デザイナーズブランドの系譜と並行して、若者たちが外来のファッションを自らの感覚で読み替え、独自のストリートカルチャーを築いてきた。かつては、その象徴が原宿だった。街を歩けば他者の視線に触れ、誰かの装いを見ながら、自らもまた見られる。その相互作用を通して、海外からも注目を集める独自のスタイルが形づくられていった。

その環境が大きく変化したのが2000年代末から2010年代初頭である。スマートフォンが普及し、Tumblr、SoundCloud、ニコニコ動画、Twitterなどが広がると、カルチャーと出会い、他者と接続する場所はストリートからネットワークへと移っていった。しかし、「他者を見て、自らも見られる」という構造が失われたわけではない。インターネットそのものが、新たなストリートになったのだ。

同時に、街と部屋の関係も変化した。かつては外へ出なければ他者と出会い、自らを見せることはできなかったが、インターネットは部屋にいながら社会へ参加することを可能にした。現実社会で周縁に置かれていた文化や人々にも居場所が生まれ、異なる名前やアイコン、言葉遣いを通して、複数の自己を持つ感覚が広がっていく。こうして生まれた感覚は、常にスマホを片手に複数の自己を行き来する、現在の私たちの日常へとつながっている。衣服もまた第二の皮膚であると同時に、社会と接続するインターフェースやアバターとして、身体を守り、変形し、拡張するものとなった。

本展で取り上げるデザイナーたちは、こうした変化と並走しながら、都市、部屋、スクリーンを往来する身体や居場所について問いかけていた。しかし、このアナログからデジタルへの転換期は、現在のファッションやカルチャーに大きな影響を残しながら、十分に記録されていない。当時を振り返ると雑誌の休刊・廃刊が相次ぐ一方、同時代の画像や言葉は、閉鎖されたブログやTumblr、SNSへと分散した。記録が存在しなかったのではなく、記録の形式が変化し、それを収集し、保存し、読み直す方法が追いつかなかったのである。

現在、2010年代初頭のスタイルが再び参照されている。その背景にあるのは、単なる懐古ではなく、インターネットが未知の他者や表現と出会い、別の自分になれる遊び場として、まだユートピアのように感じられた時代への憧れではないだろうか。

自分自身へ「ログイン」するとは、どの自分を選び、どの身体を生きることなのか。本展は、記録からこぼれ落ちた2010年代初頭のファッションを捉え直すとともに、そこから現在、そして未来の身体と自己のあり方を考える試みである。

倉田佳子

『login to the self』

会期|2026年10月1日(木)– 10月24日(土)
時間|18:00–24:00
休館|日曜日
会場|WALL_alternative
   東京都港区西麻布4-2-4 1F
入場|無料・予約不要

企画・キュレーション|倉田佳子
共同企画・共同キュレーション|新谷さとこ
企画協力|鈴木操
グラフィックデザイン|加瀬透

Yoshiko Kurata

EXHIBITOR(a to z)
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Gensho SugaRyu UtsunomiyaGensho Sugahara

現在WALL_alternativeでは、展覧会「login to the self」を開催しています。本展は、プロデューサー/ライターの倉田佳子が企画する初の展覧会。制度的な記録からこぼれ落ち、十分に整理されてこなかった文化を捉え直すプロ...
03/10/2026

現在WALL_alternativeでは、展覧会「login to the self」を開催しています。

本展は、プロデューサー/ライターの倉田佳子が企画する初の展覧会。制度的な記録からこぼれ落ち、十分に整理されてこなかった文化を捉え直すプロジェクトの第一弾として、2010年から2015年までの日本のファッションに焦点を当てます。

スマートフォンやSNSが急速に普及し、ファッションやカルチャーと出会う場所が、ストリートからインターネットへと広がっていった2010年代初頭。

会場では、そうした時代と並走してきたBALMUNG、chloma、HATRA、rurumu:らの当時のコレクションを紹介しています。

さらに、BODYSONG.やスタイリスト・小山田孝司らの協力による2000〜2010年代の古着を、ひとつの「部屋」のような空間に構成。ファッションだけでなく、アート、音楽、パフォーマンスなど異なる領域の表現も交差しながら、当時のカルチャーを立体的に辿ります。

街へ出て誰かと出会うことから、部屋にいながらスクリーンを通して誰かとつながることへ。

名前やアイコン、言葉遣いを変えながら複数の自己を行き来する感覚や、身体を守り、変形し、拡張する「第二の皮膚」としての衣服。

現在再び参照されつつある2010年代初頭を、単なるリバイバルとして振り返るのではなく、現在の私たちへと続くひとつの転換期として捉え直します。

自分自身へ「ログイン」するとは、
どの自分を選び、どの身体を生きることなのか。

ぜひ会場でご覧ください。

『login to the self』

会期|2026年10月1日(木)– 10月24日(土)
時間|18:00–24:00
休館|日曜日
会場|WALL_alternative
   東京都港区西麻布4-2-4 1F
入場|無料・予約不要

企画・キュレーション|倉田佳子
共同企画・共同キュレーション|新谷さとこ
企画協力|鈴木操
グラフィックデザイン|加瀬透

Yoshiko Kurata

EXHIBITOR(a to z)
BALMUNG
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伝統に培われたものづくりと、現代アートが持つ自由な創造性。二つの「つくる力」が交差する「MASUNAGA1905 ANNUAL EXHIBITION 2026」今井俊介『the same thing』𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟙𝟘.𝟚𝟡 𝕥𝕙𝕦. - 𝟙𝟙...
01/10/2026

伝統に培われたものづくりと、現代アートが持つ自由な創造性。二つの「つくる力」が交差する「MASUNAGA1905 ANNUAL EXHIBITION 2026」
今井俊介『the same thing』
𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟙𝟘.𝟚𝟡 𝕥𝕙𝕦. - 𝟙𝟙.𝟚𝟙 𝕤𝕒𝕥.
📍WALL_alternative( WALL_alternative )

・・━━・・━━・・━━・・━━・
東京・西麻布「WALL_alternative」にて、10月29日(木)より、「MASUNAGA1905 ANNUAL EXHIBITION 2026|今井俊介『the same thing』」が開催されます。
2025年の創業120周年を機にスタートしたアートプロジェクト「MASUNAGA1905 meets ARTISTS」。第4弾となる本企画では、アーティスト・今井俊介の個展を基軸に、増永眼鏡が誇る職人技術とクリエイティビティを結集したプレミアムブランド「MASUNAGA MOC」の最新作や音楽プログラムを交え、二つの期間で異なる体験を展開します。
今井俊介は、デジタル上で制作したひとつの「柄」を起点に、紙への出力、物理的な変形、撮影、切り取り、そして絵画へと置き換えることで、“同じもの”から異なるイメージが生まれる過程を探求してきました。本展では「the same thing」というタイトルのもと、新作絵画を一堂に展示します。
また、「MASUNAGA1905 meets ARTISTS」では今回初めてメガネケースへとコラボレーションの領域を拡張。新作群の起点となった「柄」を用いたオリジナルメガネケースを、全国のMASUNAGA1905直営店舗にてフレームをご購入いただいたお客様へ先着で配布します。※数量限定
ぜひご高覧ください。

【展示概要】
MASUNAGA1905 ANNUAL EXHIBITION 2026
今井俊介『the same thing』
会期:2026年10月29日(木)〜11月21日(土)※日曜休廊

SHOWCASE PERIOD|10月29日(木)〜10月31日(土)
今井俊介 個展「the same thing」/MASUNAGA MOC 歴代フレーム・最新第三弾 特別展示/音楽プログラム/Vision Lounge

EXHIBITION PERIOD|11月2日(月)〜11月21日(土)
今井俊介 個展「the same thing」
※MASUNAGAのフレーム展示を一部継続

時間:18:00〜24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
グラフィック:桑田亜由子

#今井俊介

【WALL_okinawa|染谷聡「Relational Horizon -片身替わりの地平-」】WALL_okinawaでは現在、漆作家・染谷聡による個展「Relational Horizon -片身替わりの地平-」を開催しています。染谷...
29/09/2026

【WALL_okinawa|染谷聡「Relational Horizon -片身替わりの地平-」】

WALL_okinawaでは現在、漆作家・染谷聡による個展「Relational Horizon -片身替わりの地平-」を開催しています。

染谷は、漆器をはじめ、自ら収集した骨董や自然物、漂流物などを用いながら、ものと装飾の関係を見つめてきました。漆を工芸素材としてだけでなく、時間や文化、感覚を媒介するものとして捉え、制作と調査を続けています。

本展の起点となるのは、染谷が沖縄でのリサーチを通して関心を深めてきた「スーベニア漆器」。戦後、在沖米軍向けのお土産として生産された漆器には、沖縄の技法や素材と、海の向こうからもたらされた異なる文化的価値観が共存しています。

そしてもうひとつの手がかりとなるのが、「片身替わり」と呼ばれる装飾様式です。

ひとつの対象を中央で分け、異なる色や文様を配する「片身替わり」。内と外、陰と陽、海と浜——異なるものをひとつの器物の上に共存させます。

中心作品《Mis-tracing|Solidus》では、経年によって傷んだハイビスカス模様のスーベニア漆器を収集し、その片側を中心に塗り直すことで、新たな装飾を施しています。

かつて弔いの花として扱われていた一方、戦後には「沖縄らしさ」を象徴する南国の花としてスーベニア漆器に描かれるようになったハイビスカス。時代や文化によって移り変わってきたその意味にも、染谷はあらためて手を重ねていきます。

海の向こうとこちら。
土地と記憶。
分かたれながらも、なお結びつづけているものごと。

沖縄の工芸や装飾、風景を手がかりに、異なるものが共に在る、その「あいだ」に広がる関係性を見つめる展覧会です。

ギャラリーだけでなく、染谷が収集してきたスーベニア漆器はホテル内にも点在しています。現代の作品と、その背景にある品々を行き来しながら、ぜひゆっくりとご覧ください。

_______

【展示概要】

染谷聡 個展
「Relational Horizon -片身替わりの地平-」

会期:2026年9月11日(金)〜2027年1月
時間:18:00–22:00
会場:WALL_okinawa
GLAMDAY STYLE HOTEL & RESORT OKINAWA YOMITAN内
沖縄県中頭郡読谷村瀬名波571-1

入場:予約不要

企画:MEET YOUR ART
グラフィックデザイン:桑田亜由子

#染谷聡

岡田菜美個展「気配の座標」。真夏日の暑さと、少しずつ深まっていく秋の気配。その両方が混ざり合う季節のなかで、本展は開催されました。岡田が作品のなかにとどめた風景は、会期中の天候や気温、わずかに変化する空の明るさや暗さとも静かに呼応しながら、...
28/09/2026

岡田菜美個展「気配の座標」。
真夏日の暑さと、少しずつ深まっていく秋の気配。その両方が混ざり合う季節のなかで、本展は開催されました。

岡田が作品のなかにとどめた風景は、会期中の天候や気温、わずかに変化する空の明るさや暗さとも静かに呼応しながら、日ごとに異なる表情を見せてくれました。同じ作品を前にしていても、その日に身を置く空気によって見え方が変わっていく。その経験は、作品を実際の場所で、身体を通して鑑賞するということの意味を、あらためて私たちに問いかけるものでもありました。

―

会場の入口から奥へと歩みを進めると、大小さまざまな作品が壁面に静謐に設えられています。室内にいながら、一歩進むごとに異なる景色が現れてくる。会場を巡るうち、それはまるで、記憶のなかにしまわれていた風景が、ひとつずつ目の前に立ち現れてくるような感覚へとつながっていきます。

いつか見た、どこかの景色。
はっきりとは思い出せないけれど、なぜか知っているような風景が、朧げな輪郭をまとって視界に浮かんできます。
岡田の作品に宿る独特の質感は、何層にも重ねられた色彩によって生まれています。そこには、古いポラロイド写真のように時間の経過を感じさせるものもあれば、オーロラや霞、風や空気の動きといった、目には捉えきれない現象までもが、その一瞬のなかにそっと留められているような作品もあります。

会場中央には、本展で初めて試みられた、オーガンジーを用いた作品群も並びました。
光を通し、揺らぎ、向こう側のものを曖昧にするオーガンジーという素材は、本展に新たな質感をもたらしています。ペインティングの表面には、オーガンジーのやわらかな揺らぎや透過する質感が、まるでベールのように描かれています。そこでは、風景と私たちのあいだに、一枚のオーガンジーが静かに存在しているようにも感じられます。
その作品を前にすると、かつて実際に目にした風景も、時間が経ち、それが過去のものとなっていくほどに、記憶のなかで少しずつ色を薄め、輪郭を曖昧にしていくのではないかと考えさせられます。

いま、私たちは目の前の風景を、いつでも簡単に写真として残すことができます。けれど、記録することが容易になった一方で、ひとつの風景と向き合い、その場に流れる時間や空気を身体で感じることは、以前より少なくなっているのかもしれません。
岡田の作品は、そうして記録される以前の風景、あるいは記録には残すことのできないものへと、私たちの視線を戻してくれるようでした。

これからもきっと、忘れられない景色や、ふとした気配は少しずつ増えていきます。そこには、目に映る色彩だけではなく、香りや温度、そのとき吹いていた風、光の具合、そしてその瞬間に起きていたさまざまな現象が重なっています。
そうしたいくつもの要素がひとつの時間のなかで混ざり合うことで、私たちのなかに「風景の記憶」が生まれていくのかもしれません。
岡田菜美は、そうした風景の記憶と、長い時間をかけて向き合い続けているのではないでしょうか。

目に見えるものだけではなく、そこにあった空気や時間、やがて失われていく輪郭までを見つめながら、ひとつひとつの作品を生み出していく。その積み重ねによって生まれた作品は、鑑賞した私たちの記憶のなかにも、また新たな風景として静かに残っていくように思います。

会期を通して作品と出会ってくださった皆さま、そして本展に関わってくださったすべての皆さまに、あらためて心より感謝申し上げます。

岡田菜美「気配の座標」📍間も無く会期終了展示が始まった頃は、暑さと雨の日が続いていました。会期も終わりに近づいた今、気温は少しずつ下がり、いつの間にか秋の気配を感じる季節となりました。こうして季節が移ろうなかで、岡田菜美の作品は、鑑賞するそ...
24/09/2026

岡田菜美「気配の座標」📍間も無く会期終了

展示が始まった頃は、暑さと雨の日が続いていました。
会期も終わりに近づいた今、気温は少しずつ下がり、いつの間にか秋の気配を感じる季節となりました。

こうして季節が移ろうなかで、岡田菜美の作品は、鑑賞するその日の気候によっても、また違った風景として立ち現れるのではないかと、会期の終わりを前にあらためて感じています。

同じ作品を見つめていても、暑さのなかで見た景色と、少し涼しくなった今の景色とでは、どこか異なる場所の風景のように感じられることがあります。描かれた情景だけでなく、そこに流れているように思える空気や温度までもが、見る人の身体を通して、静かに変化していくようです。

作品そのものが変わることはなくても、私たちを取り巻く季節や光、空気が変わることで、目の前の風景の記憶もまた、少しずつ姿を変えていく。
すでに一度ご覧いただいた方にも、ぜひもう一度作品と向き合っていただけたらと思います。
以前とは異なる風景や気配が、静かに立ち現れるかもしれません。

岡田菜美個展「気配の座標」も、会期終了まで残すところあと数日となりました。
移ろう季節のなかでしか出会えない作品の表情を、ぜひ会場でお確かめください。

~

Interview

―本展を通して表現したかったことは?

風景さえも日々スマートフォンで記録できるようになったことで、実際にその場で見たことや感じたことが、かえって記憶のなかで希薄になってしまうことがあると思います。そうした時代だからこそ、重なり合うことで薄くなってゆくものと、反対に、色濃く焼きついて残る記憶について考えました。

時代の変化によって変わってしまうものがある一方で、変わらないものもある。スマートフォンのようなデバイスを、いまさら日常から切り離すことはできません。
だからこそ、作品をつくることを通して、私自身もそうしたことについて考えていきたいと思っています。そして、作品を見た方にとっても、何かを感じたり、考えたりするきっかけになっていただけたら嬉しいです。

_

岡田菜美「気配の座標」

2026年9月2日(水)– 9月26日(土)
18:00–24:00
※日曜休み
WALL_alternative|東京・西麻布
入場無料・予約不要

主催:WALL_alternative
協力:Kotona Art Direction
グラフィック:桑田亜由子

#岡田菜美 #気配の座標 #西麻布

住所

東京都港区西麻布4丁目2/4
Minato, Tokyo
1060031

営業時間

月曜日 18:00 - 00:00
火曜日 18:00 - 00:00
水曜日 18:00 - 00:00
木曜日 18:00 - 00:00
金曜日 18:00 - 00:00
土曜日 18:00 - 00:00

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