三宅美術館

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三宅美術館 海老原喜之助や中間冊夫など鹿児島ゆかりの作家の絵画や、薩摩および琉球の焼物を展示しています。開館時間:午前10時~午後4時半 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、当面の間臨時休館いたします。

「コレクション展 船と巡る風景」にあわせ、水辺の風景を描いた作品、船にまつわる作品をご紹介しています。第5回は鹿児島女子短期大学名誉教授・前畑省三先生の作品です。「ポン・ヌフ」水彩・紙 2008年3月7日シテ島とセーヌ川をつなぐパリ最古の橋...
11/10/2026

「コレクション展 船と巡る風景」にあわせ、水辺の風景を描いた作品、船にまつわる作品をご紹介しています。
第5回は鹿児島女子短期大学名誉教授・前畑省三先生の作品です。

「ポン・ヌフ」
水彩・紙 2008年3月7日

シテ島とセーヌ川をつなぐパリ最古の橋 ポン・ヌフ(フランス語で「新しい橋」)周辺の景観が描かれています。

画面中央のやや右側にはステンドグラスの美しさで知られるサント・シャペルの尖塔、シテ島の左側にはマリーアントワネットが収監された牢獄・コンシェルジュリー、また左岸の奥にはパリ市庁舎と多くの世界遺産を見渡すことができます。石橋の下には多くのクルーズ船が行き交い、にぎやかな様子です。

画面の約半分はセーヌ川の水面に割かれており、豊かに水をたたえる様子やその上の伝統ある街並みを見ていると、都市や文化の発展における川の偉大さを改めて思い起こします。

前畑先生は長らくスケッチを習慣とし、旅先でもスケッチブックにペンを走らせてきました。着彩までその場で仕上げられたスケッチは臨場感にあふれ、また伸びやかな線からは描くことの楽しさが伝わってくるようです。

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「コレクション展 船と巡る風景」にあわせ、水辺の風景を描いた作品、船にまつわる作品をご紹介しています。第4回目は鹿児島ゆかりの画家、曽宮一念(1893-1994)による作品です。「ケープタウン遠望」1969年水彩・紙緑内障を患っていた曽宮は...
08/10/2026

「コレクション展 船と巡る風景」にあわせ、水辺の風景を描いた作品、船にまつわる作品をご紹介しています。
第4回目は鹿児島ゆかりの画家、曽宮一念(1893-1994)による作品です。

「ケープタウン遠望」
1969年
水彩・紙

緑内障を患っていた曽宮は、夕日のあたる広い大地を描きたいという思いから1967年10月、100日間のヨーロッパ写生旅行へと出発しました。
インド洋の朝陽や夕日を見るために往路は海路を選び、船上でスケッチに励んでいました。

当時の病状は介助がないと船内を歩けなかったり、人を度々見間違えたりとだいぶ視力低下が進んだ状態でしたが、それでも景色の変化を楽しみ、乗客との交流を楽しむなど船旅を目一杯満喫していました。

当初はスエズ運河経由でマルセイユに上陸する予定でしたが、第3次中東戦争の影響でスエズ運河が閉鎖され、ケープタウンを経由することになりました。

「誰かの句にケープタウン沖の高波のしぶきがマストにはね上るというのがあったので、アフリカ南端の波しぶきを予期していたが、これは俳句の方が勇壮で、実際は海が画に成りにくい程穏やかで物足らなかった」※
と海の穏やかさに不満を漏らしつつもスケッチに励み、帰国後スケッチを元に油彩画を完成させました。

本作品は1969年、ヨーロッパ写生旅行の展覧会を開催したころの作品です。画面中央に見える大陸は、垂直に切り立った崖が特徴の山、テーブルマウンテンのようにもみえます。
描かれた経緯は不詳ですが、船旅での思い出を懐かしみながら筆をとったことでしょう。

※『紅と灰色』(曽宮一念、1968年)より引用

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開催中の「コレクション展 船と巡る風景」にあわせ、水辺の風景を描いた作品、また船にまつわる作品をご紹介しています。「色絵花蝶文徳利」平佐焼 19世紀後半(※1階焼物展示室にて展示中)この作品は、舟の中でも倒れないように底が平たく広く作られた...
28/09/2026

開催中の「コレクション展 船と巡る風景」にあわせ、水辺の風景を描いた作品、また船にまつわる作品をご紹介しています。

「色絵花蝶文徳利」
平佐焼 
19世紀後半
(※1階焼物展示室にて展示中)

この作品は、舟の中でも倒れないように底が平たく広く作られた「舟徳利」として用いられたであろう作品です。

日用品である舟徳利に色絵付けが施される例は珍しく、大胆で鮮やかな菊と蝶で彩られた舟徳利はたいそう目立ったことでしょう。

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第2回目は、海老原喜之助とともに鹿児島の美術振興に尽力した画家 吉井淳二の作品です。「漁婦」1967年 油彩・キャンバス第52回二科展吉井淳二(1904~2004)は二科会一筋に出品を続け、二科会理事長を務めました。また、鹿児島県立志布志中...
26/09/2026

第2回目は、海老原喜之助とともに鹿児島の美術振興に尽力した画家 吉井淳二の作品です。

「漁婦」
1967年 油彩・キャンバス
第52回二科展

吉井淳二(1904~2004)は二科会一筋に出品を続け、二科会理事長を務めました。
また、鹿児島県立志布志中学校(現・志布志高校)時代からの親友である海老原喜之助とともに南日本美術展の振興に力を尽くしました。

本作は、海辺での様々な思い出を結集させた、吉井のライフワークの1つである「浜の女シリーズ」のひとつです。
日焼けした肌で重い桶も軽々と運ぶ、海の女性達の姿が爽やかに描かれています。

志布志中学校時代、吉井は学校裏の海岸でスケッチに明け暮れました。山あいの農村に育った吉井にとって、港町はよりモチーフとして惹かれるところがあったようです。
海辺で画家としての一歩を踏み出した吉井は、のちに海辺の人々を描いた作品によって新境地を開くこととなりました。

1948年、吉井は国立公園指定調査団の一員として屋久島を訪問。屋久島の人々の半農半漁の素朴な暮らしに心惹かれ、島の人々を夢中でスケッチしました。

屋久島で得たイメージは、学生時代の海辺での思い出や漁港でのスケッチ旅行の収穫とともに吉井独自の風景として進化を遂げ、1960年代に頭に桶や箱などを載せて佇む女性たちの群像を描いた「浜の女シリーズ」として確立させました(1974年から「市場シリーズ」に移行)。
「水汲」(日本芸術院賞)、「浜辺の井戸」(二科展内閣総理大臣賞)など多くの力作が誕生しました。

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「コレクション展 船と巡る風景」にあわせて、水辺の風景を描いた作品を順次紹介いたします。第1回目は、漁港の風景を愛した画家 矢澤一翠の作品です。「暮色」1972年 油彩・キャンバス現代九州沖縄洋画展(第4回九州沖縄芸術祭)矢澤一翠(1911...
22/09/2026

「コレクション展 船と巡る風景」にあわせて、水辺の風景を描いた作品を順次紹介いたします。
第1回目は、漁港の風景を愛した画家 矢澤一翠の作品です。

「暮色」
1972年 油彩・キャンバス
現代九州沖縄洋画展(第4回九州沖縄芸術祭)

矢澤一翠(1911年~2000年)は県内外の高校や鹿児島短期大学にて教鞭をとるかたわら、温かな画風で女性像や台湾の風物、そして漁港といったモチーフを描きました。

「風景を通じて人間の生活を描きたいと常々心がけている」と語っていた矢澤は、「人間の素朴な生活な生活がある」漁港の風景を愛し、全国の漁港を巡りモチーフとしました。

本作の漁港のモデルとなった場所は不明ですが、港町の賑わいが力強いタッチによって表現されています。夕暮れ前に帰ってきた漁師たちの船にはおそらく沢山の魚が積まれていることでしょう。

また、空と海の鮮やかな赤色が目を惹きますが、赤色は台湾の原住民の人々を描いて以来好んで使うようになった色で、「この強烈な色をいかに統一して画面の中に収めるか」を課題としていたそうです。

本作では画面の大部分に重厚な紫色、船の周りの海には緑色、また船には原色に近い色合いを置くことで、夕焼けの赤色に負けじと船の群れが存在感を放ち、また温かみを感じさせる色彩のハーモニーを奏でています。

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10月の開館日程です。休館日(毎週水曜日)以外は通常通り開館しております。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…と何かと忙しい時期ですが、芸術の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。 #三宅美術館  #鹿児島市  #谷山    #能野の筒花生展 ...
21/09/2026

10月の開館日程です。
休館日(毎週水曜日)以外は通常通り開館しております。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…と何かと忙しい時期ですが、
芸術の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。

#三宅美術館

#鹿児島市

#谷山



#能野の筒花生展
#能野焼

本日9月13日は、鹿児島を代表する洋画家・海老原喜之助の誕生日です。生誕120周年を経てなお、理想とする絵を追求し続けた画家の生き方やその作品は多くの後進に影響を与えています。当館では、現在9点の海老原喜之助作品を展示中です。〈常設展示〉雪...
13/09/2026

本日9月13日は、鹿児島を代表する洋画家・海老原喜之助の誕生日です。
生誕120周年を経てなお、理想とする絵を追求し続けた画家の生き方やその作品は多くの後進に影響を与えています。
当館では、現在9点の海老原喜之助作品を展示中です。

〈常設展示〉
雪景 / 1930年 油彩
スケート / 1930年 油彩
蝶 / 1959年頃 油彩
男の顔 / 1965年 油彩
花を捧ぐ / 1968年 油彩

〈コレクション展 船と巡る風景〉
魚族 / 1950年代 水彩
漂流 / 1929年 油彩
漁夫 / 1929年 油彩
雨降る川岸 / 1927年 油彩

この機会に、海老原作品のエネルギーを体感してみてください。

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#能野の筒花生展
#能野焼

本日より、焼物収蔵品展「能野の筒花生」展、および絵画収蔵品展「コレクション展 船と巡る風景」がスタートしました。能野焼(よきのやき)の筒花生(つつはないけ)は、ソテツをモチーフとした花生など、種子島の自然に根差した独自の造形が見どころです。...
07/09/2026

本日より、焼物収蔵品展「能野の筒花生」展、
および絵画収蔵品展「コレクション展 船と巡る風景」がスタートしました。

能野焼(よきのやき)の筒花生(つつはないけ)は、ソテツをモチーフとした花生など、種子島の自然に根差した独自の造形が見どころです。

また。「コレクション展 船と巡る風景」では、港町の風景を愛した矢澤一翠や竹留一夫の作品や、セーヌ川沿いの洗練された街並みを描いた前畑省三の水彩画など、国内外の水辺の風景を描いた作品を展示しています。

ようやく暑さが落ち着き秋の訪れを感じるこのごろ、「芸術の秋」を楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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【臨時休館のお知らせ】館内メンテナンスおよび展示替えのため、下記の期間臨時休館いたします。期間:8月31日(月)~9月6日(日)ご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどお願いいたします。なお、9月7日(月)より「船と巡る風景」展および「能野...
30/08/2026

【臨時休館のお知らせ】
館内メンテナンスおよび展示替えのため、下記の期間臨時休館いたします。

期間:8月31日(月)~9月6日(日)

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどお願いいたします。

なお、9月7日(月)より「船と巡る風景」展および「能野の筒花生」展を開催いたします。

【本日最終日】「夏季九華ー夏のわくわく散歩道」・「米倉秀一コレクション 西餅田系元立院窯黒釉筒花生展」が本日で最終日を迎えました。絵画、彫刻、貼り絵、写真、書と幅広いジャンルの作品が集い、それぞれの作品の魅力が響きあう展覧会です。ぜひ、見納...
30/08/2026

【本日最終日】

「夏季九華ー夏のわくわく散歩道」・
「米倉秀一コレクション 西餅田系元立院窯黒釉筒花生展」が
本日で最終日を迎えました。

絵画、彫刻、貼り絵、写真、書と
幅広いジャンルの作品が集い、
それぞれの作品の魅力が響きあう展覧会です。

ぜひ、見納めにお立ち寄りください。

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住所

谷山中央1-61/30
Kagoshima-shi, Kagoshima
891-0141

営業時間

月曜日 10:00 - 16:30
火曜日 10:00 - 16:30
木曜日 10:00 - 16:30
金曜日 10:00 - 16:30
土曜日 10:00 - 16:30
日曜日 10:00 - 16:30

電話番号

+81992660066

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