02/09/2026
🍀 PEACE IN THE DARK 2026 千穐楽。
最後の一本が終わり、満員御礼で
幕を閉じることができました。
7月4日から約2か月。
この暗闇を訪れてくださったゲストのみなさま。ともにつくり、支えてくださったみなさま。そして毎日、暗闇の中でゲストを迎えてくれたアテンド、スタッフの仲間たち。本当に、本当にありがとうございました。
7月のPart 1「祭」。
暗闇の中で雅楽を聴き、四季折々の文化に触れ、人と出会い、遊び、笑う。
最後には3枚の絵を見て、目の見えないアテンドに、自分に見えたもの、感じたことを言葉で伝えていきました。そして、そのあとで知るのです。それが、無言館に収蔵されている、戦没画学生が遺した絵であることを。
「戦没画学生の絵」という背景を知る前に、まず、一枚の絵としてニュートラルに出会う。先に答えを渡さず、自分自身で感じ、考えてみる。
これが、無言館の窪島誠一郎館長との約束でした。
そして8月のPart 2「1945年の広島へ」。
暗闇の中でボールで遊び、電車に乗る。その電車の中で触れたのは、スタッフ・さちの曾祖父、中本覺一軍医が出兵するときに贈られた「千人針」。
それを贈る側と、受け取る側。それぞれの気持ちを感じながら、1945年の広島へ向かいました。
中本軍医のお家にお邪魔し、みんなで畳を感じ、ちゃぶ台を囲み、おもちゃで遊び、お茶を飲む。誰かと笑い、語り、明日も同じように続いていくと思っていた日常。
でも、その何気ない日常が、ある瞬間、蝉の声が
突然消えて、なくなる。
81年前の歴史は、遠い誰かの物語ではなく、いまを生きる私たちの日常と地続きにあります。そして、未来にも。
この夏、たくさんの人が暗闇で出会いました。
10年以上ぶりに、小学2年生の息子さんと来てくださった方。一度体験し、「子どもたちにも」と、ご家族で再び来てくださった方。三世代で暗闇を訪れてくださったご家族。そして、ご自身のおじさまが広島で被爆し亡くなられたことを、初めて出会った人たちに語ってくださった方など。
誰かの記憶が、誰かへ手渡されていく。
体験は、その場で終わらない。
日常へ。大切な誰かへ。そして、次の世代へ。
私たちは、平和について、ひとつの答えを伝えたかったわけではありません。
決めつけない。
でも、目をそらさない。
感じること。聴くこと。問いを持つこと。語ること。
そして、違いがあっても、対話をやめないこと。
これらの写真は、体験後に「平和のために、私が大切にすることは?」という問いに、ご体験された方々が残してくださった言葉です。
「信頼すること」
「ありがとうをたくさん言う」
「勇気を出す」
「人を愛し続ける」
「自分から声をかけること」
平和は、こうして一人ひとりの日常の中から育まれるのですね。
加えて平和のための絵本・写真展
「PEACE CAFE」も同時開催。
◎8/6 広島原爆の日、
愛と勇気と行動の人、シゲコさん―『シゲコ!ヒロシマから海をわたって』著者・菅聖子さん × 志村季世恵 トークセッション
◎8/7映画『手に魂を込め、歩いてみれば』上映会と
ユナイテッドピープル代表 関根健次氏トークイベント。
◎8/9長崎原爆の日
「平和はあなたの一歩から」 永遠瑠(とわり)マリールイズさん /ルワンダの教育を考える会代表]
などのイベントに対話の森まで駆けつけて頂きありがとうございました。
PEACE IN THE DARK 2026は、今日で幕を閉じましたが、ここで生まれた対話は、これからも更に続いていきます。
「終わりは、はじまりのはじまりだ」
この暗闇に関わってくださった、すべてのみなさまへ。心からの感謝を込めて。本当にありがとうございました。
そして、これからも、対話をあきらめない。
最後に。
このPEACE IN THE DARKのコンテンツを考えに考え、「どんなときも、人は人を信じうる存在だ」という、81年前の吉川智慧丸・日本銀行広島支店長の志と、その息子さんの吉川清さんとの直接の対話から、「日銀の奇跡」の逸話をベースにして、人の可能性を拡張するプリミティブな体験へとまとめ抜いた志村季世恵。
その発想と構想力に改めて敬意を表すとともに、
感銘しました。心から感謝しています。
このプログラムの評価は、後世の対話に任せましょう。
さぁ、次は、9月8日から
世界ゆるスポーツ協会の澤田さんとのタイアップによる秋の「大ゆる運動会」、楽しみです🔴⚪️
https://did-daiyuru.studio.site/