30/05/2026
GALLERY APA 展覧会のご案内
いわせまいこ・佐藤泰輔展/院南弘樹展
会期 5月30日(水)~6月21日(日)
時間 13時~18時(会期最終日は17時まで)
休廊 月曜日(祝祭日の場合は順延)
■いわせまいこ展/Main room
「柔らかくなる時」
今回の展覧会は、なんでもない日常の中で、ふと空気が柔らかくなるような時の流れがコンセプトになっています。「あ!」とか「あらら」となるふと笑顔になる一瞬は、積み重ねて心が軽くなり日常がより丸みを帯びていく。くすっと笑顔になって頂ければ嬉しいです。
■佐藤泰輔展/Main room
「Elsewhere」
「Elsewhere」は、意識についての写真シリーズです。2020年からの6年間、海外の様々な場所で撮影を繰り返してきました。しかしこれは、それぞれの国の文化や国民性、美しい風景を提示するものではありません。そのため、いつ、どこで撮影したのかという情報は記さないことにしました。数千枚の写真を見返していると、構図、ムード、色彩などに、反復する傾向が数多く現れていました。先ほど「意識についての写真シリーズ」と書きましたが、むしろ無意識の中にある視線や感覚と言ったほうが近いかもしれません。
「Elsewhere」は、直訳すると「どこか他の場所」「ここではないどこか」というものですが、そのような地理的意味以上に、意識が漂っている感覚や、自分でありながら自分から離れている感覚を含む言葉として使われます。
この作品は、「無意識の反復」や「視線の癖」、そして「どこにいても現れてしまう感覚の残像」を扱っています。その意味で「Elsewhere」は訪れた外国を指しているのではなく、意識の別の場所を示しています。どこの国へ行っても、無意識的に同じ構図やモチーフが反復して現れている。それは私のまなざしが、ある特定の気配へ繰り返し引き寄せられているということなのかもしれません。
私たちは自分の意思で自由に(意識的に)世界を見ているのでしょうか。それとも、無意識によって世界を見せられているのでしょうか。写真を見返しているうちに、写っているのは意識ではなく、無意識の痕跡なのではないかと思えるのです。
■院南弘樹展/Fine room
「べえだ星の世界」
"鉛筆を持って紙に走らせていると形が生まれました。10年ほど前それをマンダラ風に描いて「らくがきまんだら」を何作も制作しました。そこでは原子生命体のような形がうごめいていました。原子生命体は次第に進化するように明確な形となっていきました。お気に入りの形ができたらそれに色をつけて絵にしたり、石粉粘土で形作って立体作品にしました。それらの多くが舌を出してまるでべーだをしているところから「べえだ星」の生き物ではないかと思い始めました。そこで「べえだ星」は地球から6200光年先にあるのではないかと思い、その設定で様々な作品を制作し現在にいたります。
是非ご高覧頂けますと幸いです。
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