05/09/2026
道内各地の湿地に生息しながら、これまで種名が未確定だったヨコバイ類の一種について、1914年に「昆虫学の父」松村松年博士が新種として発表し、その後長らく再確認されていなかった種と同一であることが、北海道教育大学旭川校の奥寺繁准教授らの研究により明らかになりました。
本種には新たに「マエグロヨシヨコバイ」という和名が与えられ、その研究成果が学術誌上で報告されました。
この研究には、当館の調査によって毛無山山麓やオタモイ海岸などで採集された標本が数多く活用されました。長年にわたって継続してきた調査の成果の一つが、このような形で実を結んだことを大変嬉しく思います。
本種は環境の良いヨシ群落に生息しますが、毛無山北東山麓は特に個体数が多く、当地の環境の良さを改めて示す証の一つとなりました。
(山本)