05/10/2026
種田山頭火が詠んだ「このみちをたどるほかない草のふかくも」という句がある。これは、草が伸びすぎて道を覆えば、地面が見えなくて歩きにくくなる。そんな荒れた道をそれでも歩くしかないという、逃げ道のない人生を迷ったまま進む意思を表している。
要するに、これから先あらゆる困難に出会っても、自分が願って選んだ道だから、このまま怯むことなく、前を向いて歩くしかない。決して確信があって行動するのではない。不安や揺れを抱えたままでも前へ行く。覚悟して進むしかないという意味である。
創作はどれほど慎重に考えても、どういう結果になるのかは、実際にしてみなければわからない。失敗を恐れて先延ばして動かなければ、何も生み出せない。アクションすれば未来は広がり、新しい選択が生まれてくる。一歩踏み出すことで新たな道が開ける。
つまり、誰でも才能はある、しかし開花させるには努力が必要だ。全力で取り組んでは失敗し、立ち上がってはまた失敗しても、夢があるんだと向かっていけばいい。たくさん迷いながらも可能性を信じて進むだけ。まず動くことで、次に進む道が増えていく。
■こころを紡ぐアート展 一つのメルヘン 2026年10月8日(木)~12日(月・祝) 11:00-17:00 出展者 井上蒼惟、umi、櫛部華代、tenbinza、深味志都香、モリミライ